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1986年の音楽シーンをまとめてみた〜その3〜
category: 80年代の音楽 | author: hashimotosan
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    2回にわたって1986年の音楽シーンを振り返ってますが、今回は完結編です。
    ビルボードでヒットした曲、そしてグラミー賞で評価された曲を中心に振り返ってきましたが、今回はピッチフォーク的な目線でお送りしたいと思います。
    ピッチフォーク的な目線というのは、音楽批評家的な目線とでも言いましょうかね。
    売り上げや、グラミーのような大衆向け的な音楽の評価ではなく、言わばインディーでの評価が高かったものを取り上げようと思います。
    もちろん売り上げも伴っているものもありますが、音楽史的に名を刻むような名作をいくつか聴いてみたいと思います。


    ニュー・オーダーの「Bizarre Love Triangle」ですね。
    彼らはジョイ・デヴィジョンを前身に持つバンドで、エレクトロポップやシンセポップを世界に広めた存在として知られています。
    この年に「Brotherhood」をリリースしましたが、彼らの制作意欲が有り余るような時期で、このアルバムも非常に素晴らしい内容でした。
    中でもこの曲はとりわけ人気で、彼らのキャリアを代表する1曲ですよね。
    とてもキャッチーでポップな曲調なんですが、時代を象徴するテクノサウンドが近未来的な世界観を感じさせてくれます。
    内容はタイトル通り恋愛の三角関係を歌っているんですが、彼らの歌詞は非常に抽象的なのでかなり難解です。
    去年10年振りに新作をリリースしましたが、この時のサウンドとほとんど変わってませんでした。
    良い意味でブレないサウンドで健在ぶりをアピールしてくれました。


    ザ・スミスの「There Is a Light That Never Goes Out」です。
    モリッシーとジョニー・マーが中心のイギリスのマンチェスター出身のバンドですが、この年に傑作「The Queen Is Dead」をリリースしました。
    彼ららしい物悲しくクールで乾いたサウンドの到達点ともいえるような内容で、本当にどこをどう聴いても素晴らしいです。
    ザ・スミスってイギリスではホント特別な存在で、それは活動期間が約5年と短かったこともあるんですが、今でも彼らを崇拝する若者も多い伝説のような存在です。
    この曲は彼らの曲の中でも最も人気の曲の1つで、一見するとシンプルなラブソングなんですが、どこか寂し気なメロディーと相まって、何か別の深い意味があるようにも捉えられる歌詞が面白い曲です。
    「今夜誘ってよ。行先なんかどこでもいい。家には帰りたくないよ。だってもう帰る所なんてないんだから。」
    「もしバスが突っ込んできて一緒に死んじゃったとしても、それはそれで幸せだよ。だって側で死ねるって最高の死に方だよ。」
    なんか屈折してるのがモリッシーらしいですよね。

    1986年はヒップホップがメインストリームへと突き進んでいくきっかけになった年でもあるんですよね。
    そんなヒップホップ創世記の曲をいくつか聴いてみましょう。


    Run-D.M.C.の「Walk This Way」が発表されたのがこの年でした。
    彼らは83年にデビューしてるんですが、ヒップホップの礎を作った立役者が、この年にロック界の大物であるエアロスミスとまさかの共演を果たし、世界中を驚かせます。
    80年代に入り人気が低迷していたエアロスミスの同名曲をそのまま使い、さらには実際に演奏してもらい共演するという、当時としては画期的なロックとヒップホップの融合を成功させました。
    エアロスミスが復活するきっかけになったことも素晴らしいんですが、そこに目を付けたRun-D.M.C.の先見性が凄いですよね。
    「Raising Hell」はこの曲の他にもロックテイストの強いヒップホップが多く収録されていて、その後のシーンに大きな影響を与えました。


    ビースティ・ボーイズの「(You Gotta) Fight for Your Right (To Party!)」ですね。
    彼らがアルバム「Licensed to Ill」でデビューしたのも1986年でした。
    白人でラップをすること自体が珍しい当時、パンクロックとヒップホップを融合させたサウンドは非常に斬新だったと思います。
    元々パンクバンドだった彼らは、ヒップホップに触発され、当時デフジャムレコーズを立ち上げたばかりのリック・ルービンをプロデューサーに迎え、新たなサウンドを生み出しました。
    このアルバムは遊び心溢れた彼らの若い勢いと、なんでもやっちゃえというような熱量が詰め込まれた、いつの時代に聴いても新鮮な作品ですね。
    中でもこの曲はとりわけキャッチーな曲で、彼らの名を世界中に広めるきっかけになったヒット曲です。
    彼らはこの後も様々な固定概念を壊していく、文字通りパンクな存在としてヒップホップシーンを活気づけていきます。


    ソルトンペパの「Push It」が発表されたのも1986年なんですよね。
    女性ラッパーの元祖とも言うべき彼女たちですが、この曲で与えたインパクトは凄まじかったと思います。
    この曲は後にシングルカットされて87年から88年に大ヒットするんですが、何といっても歌詞がすごい(笑)
    女性が明け透けに性を歌うことなんてなかった時代に、ここまでストレートな表現は本当にびっくりしちゃいますよね。
    内容が気になる方は調べていただいて(笑)
    まぁタイトルがタイトルなんで、言ったらそのまんまなんですけどね。
    「Push It」は女性器を表す「Pussy」の隠語だと言われてますからね。
    でもヒップホップの歴史から見ても、女性の登場は価値のあることですし、彼女たちがいなかったらニッキー・ミナージュもリル・キムもフォクシー・ブラウンも出てこなかったかもしれません。

    さぁ色んな観点から1986年の音楽シーンを振り返りましたがいかがでしたでしょうか。
    80sバリバリの元気な音楽から徐々に大人路線へと変化していく中で、エレクトロやヒップホップなどの新たなジャンルが花開いていった時代でもありますよね。
    そして80年代初頭からの第2次ブリティッシュインヴェイジョンがピークを迎えたのもこの頃だったのかなと思います。
    そういう意味ではロックはやや鳴りを潜めていた時代かもしれませんね。
    この後いわゆる産業ロックと呼ばれる、ハードで派手なロックやメタルといった激しいロックが勢いを見せ始めます。
    みなさんもちょうど30年前の音楽シーンを振り返ってみてはいかがでしょうか。

    本日のBGM:Cameo 「Word Up!」
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    1986年の音楽シーンをまとめてみた〜その2〜
    category: 80年代の音楽 | author: hashimotosan
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      前回1986年の音楽シーンを自分なりにまとめてみましたが、今回もその続きをお送りしたいと思います。
      前回はビルボードでヒットした曲を主に取り上げましたが、今回はこの年のグラミー賞をまずは振り返りたいと思います。
      翌1987年の2月に開催された第29回グラミー賞の主要な賞のノミネーションと受賞作品を見てみましょう。

      Record of the Year
      ・Steve Winwood 「Higher Love」
      ・Peter Gabriel 「Sledgehammer」
      ・Whitney Houston 「Greatest Love of All」
      ・Robert Palmer 「Addicted to Love」
      ・Dionne and Friends 「That's What Friends Are For」
      Album of the Year
      ・Paul Simon 「Graceland」
      ・Peter Gabriel 「So」
      ・Janet Jackson 「Control」
      ・Barbra Streisand 「The Broadway Album」
      ・Steve Winwood 「Back in the High Life」
      Song of the Year
      ・Dionne and Friends 「That's What Friends Are For」
      ・Peter Gabriel 「Sledgehammer」
      ・Robert Palmer 「Addicted to Love」
      ・Steve Winwood 「Higher Love」
      ・Paul Simon 「Graceland」
      Best New Artist
      ・Bruce Hornsby and the Range
      ・Glass Tiger
      ・Nu Shooz
      ・Simply Red
      ・Timbuk3
      Most Nominees
      ・5ーSteve Winwood
      ・4ーPaul Simon, Peter Gabriel
      というような感じでした。
      この年はポール・サイモンとスティーヴ・ウィンウッドが主役でしたね。
      ではこの年の主な受賞の中から何曲か聴いてみましょう。


      ポール・サイモンの「Graceland」です。
      この曲及びこのアルバムは、音楽の歴史において最も重要な意味を持つ作品の1つだと言われています。
      友人に聴かせてもらった南アフリカのストリートミュージシャンの音源に魅了されたポールが、現地を訪れてセッションして作り上げたんですよね。
      当時まだほとんど知られていなかったアフリカンミュージックを世界に広めた作品でもありますし、アパルトヘイト政策によって様々な制約を受けていた南アフリカの人々に勇気を与えた作品でもあり、さらにはそういった事実があることを全世界に認知させた作品でもあります。
      この曲もそうなんですが、全然政治的なこと言ってないんですよね。
      ただ、当時ネガティブだったアフリカのイメージを、この作品を通して豊かで明るいイメージに変えたというのはとても大きいことだと思います。


      ブルース・ホーンスビーの「The Way It Is」です。
      この年の最優秀新人賞を獲得した彼らの最大のヒット曲ですよね。
      とにかく疾走感のあるピアノが印象的で、流れるようなメロディーがとても気持ちいいです。
      しかし歌詞は非常に重たく、不況による雇用の問題や人種差別など、当時の社会のうねりから生まれた様々な問題をリアルに取り上げています。
      「人生そんなもんさ。ほとんど何も変えられない。信じちゃだめだ。」
      80年代初頭の好景気から徐々に暗さが見えていた当時の空気感が伝わりますよね。


      ピーター・ゲイブリエルの「Sledgehammer」ですね。
      この人ってホント不思議な人だなぁとつくづく思うんですけど、なんかクセになるんですよね。
      もちろんミュージックビデオ史上最高傑作とも呼ばれるこのビデオも最高なんですが、サウンドも独創的ですよね。
      アルバム「So」って「Sledgehammer」が収録されたからヒットしたみたいなとこありますけど、アルバムとしての完成度は凄いです。
      当時流行り始めていたワールドミュージックの要素を取り入れたり、この時代を象徴するサウンドですよね。
      途中で尺八の音色が登場したり、非常に独創的でボーダレスな感覚の人ですね。
      アルバムには他にも「In Your Eyes」や、ケイト・ブッシュ参加の「Don't Give Up」など名曲だらけです。
      テイラー・スウィフトは「1989」を制作する時に、彼の影響が大きかったとインタビューで答えていましたね。


      シャーデーの「The Sweetest Taboo」です。
      84年デビューのシャーデーは85年末に早くもセカンドアルバム「Promise」をリリースしました。
      UK出身の彼女がよりアメリカを意識して作ったアルバムだと言われています。
      結果、86年にかけて大ヒットし、初の全米1位を獲得しています。
      僕はシャーデーのアルバムの中で最も好きな作品がこの「Promise」です。
      夜に聴く音楽として、あまりにもよくできた作品だと思います。
      ジャズの要素がより強まり、妖艶でどこか寂しげな彼女の声はより色気を増したように感じます。
      中でもこの曲は特に人気で、歌詞に登場する「Quiet Storm」という言葉は、こういったスムースなR&Bを指すジャンルとして使われるようにもなりました。


      アニタ・ベイカーの「Sweet Love」です。
      この年R&B部門で2部門を受賞したこの曲とアルバム「Rapture」は本当に素晴らしい作品です。
      低音が魅力的なボーカルと、ジャズテイストのR&Bはもうとろけるようなサウンドです。
      この作品がその後のR&Bに与えた影響は非常に大きくて、メアリー・J・ブライジは彼女の影響を公言していますし、ジャズの要素を取り入れたR&Bサウンドは90年代にさらに広がっていく事になります。
      シャーデーとはまた違う観点でジャズを捉えていますよね。
      やはりこの声が独特で素晴らしいので、歌がメインに置かれている印象ですね。

      さぁ今回も長くなってしまいましたね。
      続きはまた次回、音楽批評家が評価した作品を中心に書きたいと思います。

      追記:先程デヴィッド・ボウイの訃報が入ってきました。
      あまりにも突然すぎて、あまりにも信じられなくて、ちょっとびっくりしすぎてわけわかんないです。
      つい何日か前に「Blackstar」がリリースされて、それがとんでもない傑作で、今そればっか聴いてる時で・・・。
      後日また詳しく書きたいと思います。
      心よりご冥福をお祈りいたします。

      本日のBGM:David Bowie 「I Can't Give Everything Away」
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      1986年の音楽シーンをまとめてみた〜その1〜
      category: 80年代の音楽 | author: hashimotosan
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        僕は1987年生まれなんですが、洋楽を本格的に聴き始めたのって、多分2002年くらいからなんですよね。
        それまでは普通にJポップを聴いたり、日本の歌謡曲を聴いて育ってました。
        ラジオを聴くようになってから流行の洋楽も聴くようになって、そこからは洋楽一辺倒になりました。
        なのでリアルタイムでちゃんとその時代の空気まで覚えているのって、どうしても2000年以降なんですよね。
        もちろんその前の時代の曲も聴きますし大好きですけど、もちろん生まれる前の時代なんかは、やっぱり思い入れみたいなものは薄いですよね。
        それがずっとなんか悔しいというか、実際に体感している人たちを羨ましいと思ってました。
        去年の年末にその1年を振り返る企画をしましたが、それを書いていると他の年でも同じようなことを書きたいなと思うようになったんですよね。
        現在の音楽シーンとのつながりも含め、どんな年で、どんな曲が誕生し、どんな曲が流行っていたのかを自分なりにまとめてみようかと思います。
        以前にも少し触れましたが、ビルボード的な目線、グラミー的な目線、ピッチフォーク的な目線、それぞれの違った観点から書ければなと思ってます。
        第1弾として取り上げる年は1986年です。
        これは自分が生まれる1年前というのと、ちょうど今から30年前ということで決めました。
        まずはこの年のビルボード年間シングルチャートをチェックして、どんな曲が流行ったのかを見てみたいと思います。

        Billboard Hot 100 Year End 1986
        1. Dionne and Friends 「That's What Friends Are For」
        2. Lionel Richie 「Say You, Say Me」
        3. Klymaxx 「I Miss You」
        4. Patti LaBelle and Michael McDonald 「On My Own」
        5. Mr. Mister 「Broken Wings」
        6. Whitney Houston 「How Will I Know」
        7. Eddie Murphy 「Party All the Time」
        8. Survivor 「Burning Heart」
        9. Mr. Mister 「Kylie」
        10. Robert Palmer 「Addicted to Love」
        11. Whitney Houston 「Greatest Love of All」
        12. Atlantic Starr 「Secret Lovers」
        13. Gloria Loring and Carl Anderson 「Friends and Lovers」
        14. Peter Cetera 「Glory of Love」
        15. Pet Shop Boys 「West End Girls」
        16. Billie Ocean 「There'll Be Sad Songs (To Make You Cry)」
        17. Simple Minds 「Alive and Kicking」
        18. Heart 「Never」
        19. Prince and The Revolutions 「Kiss」
        20. Steve Winwood 「Higher Love」

        どうでしょうか。
        1986年っていわゆるMTV世代のイケイケの80sが大流行りしていた時代から、徐々にアダルトな路線へと移っていくような年だった気がします。
        上位を見ると、1位はディオンヌ・ワーウィックとスティーヴィー・ワンダー、エルトン・ジョン、グラディス・ナイトの夢のコラボですし、作曲はバート・バカラックという完全に大人向けの曲ですよね。
        2位のライオネル・リッチーの曲や、4位のパティ・ラベルとマイケル・マクドナルドの曲もその路線です。
        全体的にバラード系の曲が多く、その辺が前年までとは変わってきた点かもしれません。
        いわゆるアダルトコンテンポラリーなんて表現をされる曲が流行していました。
        映画の主題歌や挿入歌がヒットする傾向もあって、それらもゆったりした曲調が多いですよね。
        この辺は僕は全然引っかかりませんでしたね。
        ピーター・セテラとか苦手だなぁ(笑)
        もう少し下位に目を向けると、マドンナが強さを見せてますかね。
        あとはこの年に大ブレイクしたジャネット・ジャクソンも目立ってます。
        ではこの年のヒット曲の中から、個人的に好きな曲を何曲か聴いてみましょうか。


        プリンスの「Kiss」ですね。
        84年の「Purple Rain」で名実ともにトップになったプリンスが、さらなる高みに上っていった時代の作品ですね。
        個性が強烈すぎて気づきにくいですが、もの凄いシンプルなサウンドでここまで踊らせてくれる曲はそうそう無いと思います。
        途中から入って来るカッティングギターの音がとにかく痺れるほどカッコいいです。
        この曲が入っている「Parade」もとても素晴らしい作品なんですが、如何せんこれがサントラとして使われたプリンス主演の映画が大コケしたため、あまり良い印象を持たれていないのが残念ですね。
        自分の創作意欲に忠実に作った作品という感じがしますね。


        ニュー・シューズの「I Can't Wait」です。
        これ知ってるかなぁ。まぁ結構ヒットしたし、よくサンプリングされるんで有名だと思いますが。
        僕この曲大好きなんですよね。
        当時の空気感を感じれるダンスクラシックですね。
        この時代の音って感じがするし、今聴いてももの凄いカッコいいですよね。
        ディスコサウンドって今また流行ってますが、その時代時代でそれぞれ持ってる空気が違うんですよね。
        70年代後半のディスコブームの時はファンクっぽいブラックミュージックの要素が強いものでした。
        この曲を含め、80年代後半のディスコサウンドは、シンセを主軸にしたエレクトロの要素のあるダンスポップという感じ。
        現在のディスコサウンドはその両方の良いとこどりって感じですかね。


        ホイットニー・ヒューストンの「How Will I Know」ですね。
        彼女は85年にアルバム「Whitney Houston」でデビューしたんですが、86年はその人気がさらに広まっていった年でした。
        この年の年間アルバムチャートで1位となり、シングルカットされたこの曲も全米1位になってます。
        ゆったりした曲が多かった中で、彼女の曲で初めてこういったアップテンポの曲でヒットしたのがこの曲でしたね。
        とにかく突き抜けるような声が気分を上げてくれますよね。
        歌い上げるバラードももちろんいいんですが、こういうポップな曲も見事に歌いこなすところを聴くと、彼女がいかに素晴らしい歌姫かがわかりますよね。
        サム・スミスがこの曲をカバーしてましたが、そちらも素晴らしいのでぜひ聴いてみてください。


        ジャネット・ジャクソンの「Nasty」です。
        この年に「Control」をリリースし一気にスーパースターになるわけですが、マイケルの妹から殻を破った作品になりました。
        いやー、このアルバムはホントに良くできた作品で、その後のR&Bのサウンドを決定づけた作品ですよね。
        「What Have You Done For Me Lately」、「When I Think of You」、「Control」と収録曲が次々とヒットしましたが、そのどれもが当時としては斬新なサウンドだったんだと思います。
        ビート感バリバリのストリート感あふれるサウンドがメチャメチャカッコいいですよね。
        キレッキレのダンスパフォーマンスも含め、個人的にジャネットの曲でも1,2を争うぐらい大好きな曲です。
        ジャム&ルイスもこのアルバムをプロデュースしたことで一気に引っ張りだこになります。


        ペット・ショップ・ボーイズの「West End Girls」ですね。
        UKからアメリカに上陸した彼らの初めてのヒット曲ですね。
        これもこの時代を象徴する1曲ですよね。
        80年代初期に台頭したシンセポップの流れを汲みつつも、当時流行し始めていたヒップホップからの影響を受けた新たなサウンドが受け入れられ、全米1位を獲得するヒットになりました。
        彼らが出てきたことによって、イギリス勢の進出もさらに活発になった感がありますよね。
        シンセポップというジャンルはこの当時すでに多くのミュージシャンが取り入れていましたが、彼らの登場によってその可能性がさらに広がったと思います。

        さて、まだまだ1986年は素晴らしい曲がいっぱいあるんですが、ちょっと長くなってきたので続きはまた次回にしたいと思います。
        グラミー賞ではどんな作品が評価されたのか、そして音楽批評家はどんな作品を評価したのかなども合わせて書きたいと思います。

        本日のBGM:Cherrell feat. Alexander O'Neal 「Saturday Love」
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