Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2018 >>
時計
RECOMMEND
<< 2016年年間ベストアルバム 50位〜26位 | main | 12月24日付Billboard Hot 100 >>
スポンサーサイト
category: - | author: スポンサードリンク
0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    - | - | PAGE TOP↑
    2016年年間ベストアルバム 25位〜1位
    category: - | author: hashimotosan
    0

      今回は前回の続きで個人的な年間ベストアルバムについて書いてみたいと思います。

      前回は50位から26位まで。

      今回は今年特に良く聴いた25枚を選びました。

      こう並べてみるとやっぱり今年は異常だなぁ。

      記事の最後に今年のベストソングもいくつか挙げてみました。

      個性的なラインナップではないですがよかったら最後までお付き合いください!

      ではどうぞ!

       

       

       

      25. The Avalanches 「Wildflower」

       

      The Avalanchesの「Since I Left You」はもう16年前の作品だけど、何千という素材のサンプルをコラージュアートのように緻密に組み合わせたノスタルジックなダンスミュージックは、自分にとって青春の一枚。

      オリジナルの音を一切排除し、60sポップや70sソウルなどからみずみずしい部分だけを抽出したターンテーブリズムに衝撃を受けて、もう何度聴いたか分からないくらい聴きまくりました。

      そんな前作から16年振りにリリースされた今作は、キラキラとした質感はそのままに、よりポップスとしての親しみやすさを増したアルバムに。

      それはDanny BrownやCamp Lo、Biz Markie、Toro Y Moiといった多くのゲストボーカルの声によって、サウンドに賑やかさや華やかさが加わり、作品全体が音楽への愛や悦びで溢れているように感じられるからなのかも。

      ベースやドラムのリズム感や低音をあまり意識せず、中音域のリラックスした音を中心に構築されているのも印象的。

      前作ほどの緊張感や神秘的な空気はなかったし、その面ではやや物足りないと感じる人もいると思うけど、音楽の楽しさ・面白さをカラフルな色使いで表現し、ひたすらに甘美な世界観を追求した今作も、十分すぎるほどマジカルな一枚です。

       

      Best Track:「Because I'm Me」「Subways」「Colours」

       

       

      24. Noname 「Telefone」

       

      シカゴ出身で現在25歳のフィメールラッパー、Nonameも今年のシカゴの快進撃を象徴するアーティストの一人。

      彼女は以前図書館などで詩の朗読をしていたそうで、そのラップスタイルもポエトリーリーディングに近い感覚。

      落ち着いたトーンの声で淡々と繰り出されるラップはクールでドライ。

      初のミックステープとなる今作は「Coloring Book」や「Surf」の流れを汲んだ、ほのぼのとした休日ヒップホップ。

      休みの日にちょっと遅く起きた朝か昼か分からないような時間の、何とも言えない幸せな雰囲気を味わえるサウンド。

      ただ歌詞は中々ヘビーなものが多く、ここ数年で最悪の殺人件数を記録している地元シカゴの悲劇的な状況や、人工中絶を扱った楽曲など、「死」が身近にあるからこそのシリアスなテーマを独自の視点で綴っています。

      メロウなサウンドが気持ち良くて聴き流してしまいそうになるんですが、ぜひ歌詞にも注目して聴いてみてほしい作品ですね。

      それにしてもシカゴの方々は、こんなに素晴らしいクオリティーの作品を無料で開放してしまうんだからビックリ!

      ちゃんとした音楽にはちゃんとお金を払いたいんですが、彼らにとってはもう古い考え方なのかもしれませんね。

       

      Best Track:「Sunny Duet」「Diddy Bop」「Bye Bye Baby」

       

       

      23. Maxwell 「blackSUMMERS'night」

       

      R&Bというジャンルにおいて、セックスアピールというものはとても重要で、下品ではない大人の色気をいかに醸し出せるかが良いR&Bシンガーの条件なのかなと思います。

      そういった意味でもMaxwellは自分にとって理想のR&Bシンガーの一人。

      彼の滑らかで肉感的な声の色気はデビュー当時からずば抜けていて、年齢を重ねていくほどにそれは増している気が。

      待たされに待たされ7年振り5作目の今作は、3部作の内の2作目にあたり、タイトルの「SUMMER」の部分が強調されている通り夏を意識した爽やかなサウンド。

      とは言え彼が描く夏は決して爽やかなだけではなく、恋愛関係に悩む男の心情を綴った歌詞も含めて、じとーっと汗ばむような湿気のある蒸し暑さみたいな印象も受けましたね。

      ディスコ調の曲やエレクトロなサウンドを取り入れたダンサブルな曲で新たな面を見せつつも、ジャズ風のドラムやホーンセクションなどの生楽器の音色を活かしたお得意のオーセンティックなR&B/ソウルもあり、その辺のバランスがお見事。

      彼はこの作品を亡くなったPrinceに捧げると言っていますが、Princeもきっとこの作品を天国で気に入って聴いてるんじゃないでしょうかね。

       

      Best Track:「All the Ways Love Can Feel」「Fingers Crossed」「1990x」

       

       

      22. NAO 「For All We Know」

       

      イギリスはノッティンガム出身で現在28歳のシンガー、NAOのデビュー作は個人的に待望の一枚でした。

      R&B、ファンク、ハウス、ダブステップなど、様々なジャンルの音楽の美味しいところだけを集めて作ったミックスジュースのような質感のサウンド。

      そこに乗るのは、時にFKA twigsを、時にAlunaGeorgeのAluna Francisを思わせるNAOのガーリーでキュートなボーカル。

      ミスマッチのようにも思えるこの組み合わせが不思議と抜群の相性で、非常にクセになる独特のサウンドを作り上げています。

      バックトラックだけを聴くとかなり複雑な事をやってるのが分かるんですが、ボーカルも含め見事なバランスでそれをまとめているのは彼女自身というんだから大した才能ですよね。

      80sファンクの良い意味の安っぽさも、90sR&B/ソウルのレイドバックな質感も、00年代以降のUKベースミュージックのアングラ感も、一様に同感覚で嚙み砕いたようなハイブリットなテイストが楽しめるのが今作の美味しさの秘密。

      今のイギリスのクラブの空気感を一番上手く切り取った形のサウンドじゃないでしょうかね。

      同世代には似たようなアプローチのシンガーが数多くいるけど、NAOはその中でも頭一つ抜きんでた存在かなと思います。

       

      Best Track:「Get to Know Ya」「Trophy」「Girlfriend」

       

       

      21. Danny Brown 「Atrocity Exhibition」

       

      甲高く耳に残る声やまくし立てるようなフロウ、そのほとんどがドラッグについての過激な内容の歌詞。

      デトロイト出身のラッパー、Danny Brownはどこをとっても個性の塊のような存在です。

      マリファナやドラッグに溺れ精神が歪みながらもがき苦しんでいる様子を、痛々しくリアルで暴力的な描写で表現したラップは何とも強烈。

      今作のタイトルは彼のインスパイア源であるJoy Divisionの曲名から取ったようで、サウンドにもそのエッセンスが加わり、非常にエキセントリックなトラックが次から次へと並べられています。

      Joy Divisionよろしくなポストパンク風のトラックにそのままラップをのっけたみたいな曲もあれば、Kendrick LamarやEarl Sweatshirtと高速でマイクリレーをしていく曲もあり、本当に息つく暇がない展開。

      特にアルバム中盤の楽曲の、うねるようなベースとドラムで突っ切っていくような疾走感と爽快感は圧巻!

      OutKastが活動を休止している今、彼のような変態的なラップを妙に欲してしまう人は少なくないはずで、ヒップホップはちょっと・・・と敬遠してるロックファンも意外と気に入ってしまうかもしれません。

      「残虐行為展覧会」という意味のタイトルも凄いですが、体に悪いものほどクセになるみたいな感覚でハマってしまう中毒性の高い作品でした。

       

      Best Track:「Really Doe」「Ain't It Funny」「Goldust」

       

       

      20. Childish Gambino 「"Awaken, My Love!"」

       

      最近は俳優のイメージが強かったChildish Gambinoの3作目のアルバムを聴いた瞬間、自分の身体に埋め込まれたブラックミュージック好きのスイッチが押され、身体が熱くなるほど興奮したのを覚えてます。

      Funkadelic、Parliament、Sly and the Family Stone、Prince由来のドス黒いファンクネスが終始垂れ流されたような音の波。

      ギターやベース、ホーン、コーラスからシンセに至るまで、いわゆるP・ファンクと呼ばれる70sのサイケデリックなファンクサウンドを下敷きにした演奏のカッコよさは破壊力抜群!

      George ClintonやBootsy Collins、Sly Stoneといった先人達の魂に取り憑かれたようにグルーヴを作り出すChildish Gambinoのボーカルには狂気すら感じました。

      一体自分はいつの時代のサウンドを聴いてるんだろう?と軽く混乱するような感覚に。

      The RootsのQuestloveはこの作品にあまりにも衝撃を受けて、D'Angeloを朝の4時に起こしてすぐ聴くように言ったという話を明かしてますが、それも納得の素晴らしさですよね。

      期待していたアーティストが期待通り、もしくは期待以上の作品を発表してくれた2016年の年の瀬に出会った、全く期待をしていなかった予想外の傑作のインパクトはまだまだ冷めそうにありません。

       

      Best Track:「Me and Your Mama」「Riot」「Redbone」

       

       

      19. Rihanna 「ANTI」

       

      Rihannaはバルバドス出身者らしい独特のカリビアンなリズムの解釈の仕方や特徴的な声、そしてスキャンダラスな言動など、他の誰とも違う個性を持ったシンガーとして大好きな存在です。
      今回の「ANTI」を聴いて感じたのは、そんな彼女のシンガーとしての魅力と、セックスシンボルとしてのどこか危険な魅力が見事なバランスで表現できた作品だなということ。
      今作を包んでいるのはマリファナやタバコの煙臭さ。
      「James Joint」や「Kiss It Better」、「Higher」なんかはそんなモクモクとした空気感を感じる曲ですね。
      シングルがカットされるたびにビデオでの体の露出も激しくなり、タイトル通りアンチな姿勢で世の中に刺激を与えていく様は、見ていて本当にハラハラするけど実に痛快!
      そんなカオスな空気の中でTame Imparaのカバーを何の違和感もなく鳴らしているのがこの作品の面白さ。
      Bob MarleyやD'Angeloなんかもそうなんだけど、タバコやマリファナの煙の中でしか生まれない音って絶対あると思ってて、その空気感を今一番感じるのがRihannaなんですよね。

      今後も音楽シーンに中指を立てながら刺激を与え続けていってほしいです。


      Best Track:「Consideration」「Kiss It Better」「Higher」

       

       

      18. Angel Olsen 「My Woman」

       

      自分は男なので、女性の気持ちの全てを理解することは難しいし、それは一生かかっても無理だろうと思ってます。

      でも女性が書く歌詞や曲には妙に惹かれてしまうところがあって、大好きな女性のSSWは数えきれないほどたくさんいます。

      セントルイス出身Angel Olsenもその内の一人。

      とても柔らかく穏やかな声が印象的ですが、時折聴かせるパワフルなボーカルも魅力的。

      声にならない感情までしっかりと歌で聴かせる表現力の高さは見事だなと思いますね。

      フォーキーでメロディアスなガレージロックは、激しさと繊細さを持ち合わせた響き。

      アルバムタイトルの通り女性ならではの視点で、恋愛や友情、仕事や孤独など、生きていく上で切り離せない人間関係を、時に情熱的に、時にクールな視線でリアルに描いています。

      女性達が抱えてる悩みや普段の素直な気持ちを男が知る機会ってあんまりないからこそ、彼女達が描く心象やそれを鳴らしたサウンドを聴くと、不思議と心が揺さぶられて感情が高ぶるんですよね。

      女性としての痛みや不安をロックとして吐き出した今作は、女性はもちろん男性にもグッとくる作品でした。

       

      Best Track:「Not Gonna Kill You」「Sister」「Those Were the Days」

       

       

      17. Whitney 「Light Upon the Lake」

       

      元Smith Westernsのメンバー2人を中心に結成したバンド、Whitneyのデビュー作。

      今年リリースされた作品の中で、最も自分を癒してくれた一枚かもしれません。

      父がカントリーミュージックが好きで、子供の頃車の中はいつもカントリーが流れていました。

      そんな心象風景を思い出させてくれるような、暖かくてほのぼのとしたサウンドが彼らの真骨頂。

      ギターの音もキーボードの音もホーンの音も、そして優しいボーカルも、どの音もキラキラしてるんですよね。

      まさにアルバムタイトルのように、湖の水面に輝く日差しのような、決して眩しすぎない優しい光。

      彼らの活動拠点はシカゴなんですが、その土地柄やはりソウルミュージックの風味も感じるサウンドなのもGood!

      そこに絶妙な味付けのフォークやソフトロックなサウンドが加わり、なんともゆるーい極上のポップスに。

      60sや70sミュージックへの深い造詣と愛が素晴らしいセンスで活かされていますね。

      聴いているととにかく幸せな気分に包まれるというか、その日の全ての出来事が肯定されるような気さえしてきます。

      父にこのアルバムを聴かせたらきっと気に入ってくれるはず。

      そしてまた車の中でこのアルバムを流しながらドライブでもしたいな。

      そんなことを思わせてくれる素晴らしい作品です。

       

      Best Track:「No Woman」「Golden Days」「Follow」

       

       

      16. dvsn 「Sept. 5th」

       

      DrakeのレーベルOVO Soundから突如として現れた謎のプロジェクトのデビュー作。
      とにかく音がとんでもなく良いです。
      細かい部分まで徹底してこだわったであろう音の配置や、一つ一つの音の立体感やエッジの効かせ方はもう尋常じゃないレベル。
      手掛けているのは今個人的に今最も信頼しているプロデューサーの一人であるNineteen85。
      ミステリアスなアーティストイメージやアルバム全体から漂う神秘的なオーラが、サウンドのキレをより研ぎ澄ましてますよね。
      この作品を聴いていると、自分の中のR&Bへの愛が満たされていくような感覚に。

      こういったタイプのR&Bが最近は多いけど、ちょっとその中ではレベルが違うかなと思いますね。

      Aaliyahの「One in A Million」とPrinceの「Purple Rain」のマッシュアップなんてマジで反則級の素晴らしさでしたからね。
      現在のR&Bシーンの流行をど真ん中で捕らえつつも、今後の新時代のR&Bとして機能していて、さらには90年代のドープなR&Bへのオマージュとしての面も持ち合わせています。

      是非とも高音質のイヤホンで聴いてみて欲しいアルバムです。


      Best Track:「Too Deep」「Try / Effortless」「Hallucinations」

       

       

      15. James Blake 「The Colour in Anything」

       

      James Blakeの1stアルバムに出会ってなかったら、自分の音楽観は今とはまるで違うものだっただろうなとつくづく思います。

      ひりひりとした緊張感に包まれたあの作品が、何か新しい感覚を植え付けてくれたんです。

      3作目となる今作がこれまでの作品と違うのはその長さ。

      彼の中で次々と溢れ出る創作アイデアを色々試していたら、止め時が分からなくなってなんとか76分で収めたんだそう。

      これまで通りベースの効いたダブ・エレクトロな路線に加え、今回はとてもピアノの音色が印象的。

      彼の憂いを帯びた声と寂しげなピアノはこれまでも特別な響きでしたが、より説得力を持ったというか、深みが増したというか。

      あとは何といっても彼の声の圧倒的な存在感ですよね。

      Beyoncéの新作を聴いても思ったんですが、彼の声は一瞬で景色を違うものに変えてしまう力があります。

      シンプルなアレンジの曲が多く、彼の声のふくよかさや深さをより堪能できるのも今作のポイントですね。

      失恋で経験した喪失感や孤独感を綴った歌詞も、声の響きやアルバムジャケットと同様に仄暗いトーンで描かれていて、彼の苦悩や痛みが伝わってきます。

      来年の来日公演も今から待ちきれないですね。

       

      Best Track:「Radio Silence」「F.O.R.E.V.E.R.」「I Need A Forest Fire」

       

       

      14. Nick Cave & The Bad Seeds 「Skelton Tree」

       

      アーティストの多くは音楽に自分の人生を投影させるものですが、Nick Caveの新作ほど悲劇的な出来事の基で生まれた作品はそうそうないはず。

      2015年7月のレコーディング期間中に起きた15歳だった息子、Autherの転落事故を受けて、彼はその深い悲しみと喪失感を原動力にして、今回のレクイエム的な作品を完成させました。

      今作を作ることが彼にとって息子さんにできる最善のはなむけなんですよね。

      彼の低音ボーカルは渋くて味わい深いんですが、そこに哀愁や息子さんへの愛が感じられて、聴いていると本当に涙が出てきそうになります。

      これまでのギター中心のオルタナロックではなく、アンビエントミュージックの要素を強く感じるサウンドに挑戦しているのも印象的。

      ひたすらにダークで悲しいトーンなんですが、それは凄まじく美しい世界です。

      アルバムの最後の曲で「今はもう大丈夫」と歌っているように、彼の心が負った傷の痛みは大きくとも、前向きに未来を生きていこうとする姿が描かれています。

      Nick Caveのアーティストとして、人間としての凄みをひしひしと感じるアルバムでした。

       

      Best Track:「I Need You」「Distant Sky」「Skeleton Tree」

       

       

      13. Mitski 「Puberty 2」

       

      ニューヨークを拠点に活動している現在26歳の日系アメリカ人シンガーソングライター、Mitskiの4作目となるアルバム。

      アメリカという国で生きていく中で、彼女が日系人であることで感じる違和感や疎外感。

      愛する人にただ普通に想ってもらいたいだけなのに、自分の血や容姿がそれを邪魔することへのぶつけようのない怒りや悲しみ。

      彼女にしか書けないリアルな歌詞と、時に静かに時に激しく感情を投影したようなギターロックサウンドに本当に心を打たれました。

      このアルバムには人間の浅はかで愚かな部分、そして彼女が実際に受けた生々しい体験が描かれた楽曲が並んでいます。

      アルバムのタイトルは思春期を指す多感な時期の青春時代のこと。

      この作品を聴く限り、あまり良い思い出ではないであろう思春期の思い出を、今彼女が音楽として吐き出すことで、楽曲がとても瑞々しく感じられて勝手に感情移入してしまうんですよね。

      様々な感情の揺れ動きを楽曲の動静や音の清濁で的確に表す描写感覚がとにかくお見事。

      彼女は70年代の日本のポップスや椎名林檎が好きらしく、日本的な情緒を感じさせるメロディーは普段こういった洋楽のオルタナロックを聴かない人にも響くんじゃないでしょうかね。

       

      Best Track:「Happy」「Your Best American Girl」「I Bet On Losing Dogs」

       

       

      12. ANOHNI 「HOPELESSNESS」

       

      Antony Hegartyは、バンドの頃から日々感じる哀しみや痛みについて歌ってきました。

      ソロとして発表した今作のタイトルは「HOPELESSNESS」、ずばり「絶望」。

      ここまでハッキリとタイトルに冠されると、聴く側としてはかなりの覚悟がいりますよね。

      怒・憤・恨・怖・哀・忌・呪・嘆。

      あらゆるネガティブな感情が声となり襲い掛かってくるような感覚。

      彼女の声に癒されてきた身としてはとても驚いたんですが、それほどまでに彼女は「絶望」していたんですよね。

      とにかくその声の迫力、圧力が尋常じゃない。

      Oneohtrix Point NeverとHudosn Mohawkeという、音楽界でも特に鋭利で前衛的な音作りをするサウンドメイカーを迎えることでその攻撃性や衝撃は一層強まっています。

      そこで彼女が歌うのは声にならない声。

      アフガニスタンで爆撃を受ける少女の声として、アメリカという国家の未来を嘆く国民の声として、温暖化が進み自らの破滅を憂う地球の声として、彼女は様々なものの声になり代わり「絶望」を訴えています。

      聴き終わるとしばらく呆然としてしまうような、得体の知れない衝撃が詰め込まれた一枚。

       

      Best Track:「Drone Bomb Me」「4 Degrees」「Hopelessness」

       

       

      11. David Bowie 「Blackstar」

       

      なんだこの凄まじいエネルギーは?

      自分は幸運にも彼が亡くなる前にこの作品を聴けたんですが、最初に感じたのは作品から放たれる尋常じゃない生命力でした。

      発表した翌日に亡くなり、その内容は自分が死ぬことを予期したものだったというあまりにも出来すぎたスターとしての去り方。

      やっぱりDavid Bowieって良い意味で常軌を逸しているなと思いました。

      ジャズミュージシャンとセッションして生まれた、生々しく挑戦的なサウンドは迫力満点。

      Kendrick Lamarからの影響を語っていたように、常に新しいものを躊躇することなく吸収しようという音楽への探求心がサウンドにも表れてますよね。

      彼の声も驚くほどパワフルで、死が迫っている状況でレコーディングしたとは到底思えないような熱量。

      このアルバムからまた彼の新しい時代が始まっていくような感覚になるくらい、アーティストとして脂がのっている状態。

      そんなアルバムが遺作というのも、Bowieらしいのかなと思います。

      今年は本当に素晴らしい作品が続出しましたが、この作品が様々なアーティストに火をつけ、色んなものの引き金を引いたような気がしてなりません。

       

      Best Track:「Lazarus」「Dollar Days」「I Can't Give Everything Away」

       

       

      10. Anderson .Paak 「Malibu」

       

      個人的な今年の最優秀新人賞を考えた時に、真っ先に浮かんだのがAnderson .Paakの顔でした。

      韓国とアメリカのハーフの彼は元々ドラマーとして活動していたそうで、ライブではドラムを叩きながらラップをすることもしばしば。

      ラップと歌を自由に行き来するようなスタイルは、特にライブ映像を見るとそのリズム感の凄さが分かりやすいかと。

      彼の身体の動きがその空間を波打たせ揺らしているかのような、動物的な動きでグルーヴを生み出しています。

      ヒップホップはもちろん、ソウルやファンク、ジャズ、エレクトロまで取り込んだハイブリットなサウンドの心地良さったら!

      味のある声と天性のリズム感で、サウンドやその場の空気を自由自在にコントロールしてしまう様子は確実に只者じゃないですね。

      自分は今年来日公演を観に行ったんですが、切れのあるラップや歌に加えドラムプレイの腕前も本当に凄く、忙しなく動き回る姿は迫力満点!

      バックバンドのThe Free Nationalsの演奏も見事で、彼らとの息の合った掛け合いも見応えがありました。

      Mac MillerやDomo Genesis、Snakehipsなどとのコラボも最高でしたし、今後のヒップホップシーンを引っ張っていく存在として大いに期待してます。

       

      Best Track:「The Waters」「Am I Wrong」「Come Down」

       

       

      9. Kanye West 「The Life of Pablo」

       

      今年リリースされた作品の中で、いや音楽歴史史上においても最大の問題作と言ってもいいKanye Westの最新作。

      アルバムタイトルの度重なる変更に始まり、Tidal独占リリース時のゴタゴタやその後の各ストリーミングサービスでの解禁。

      そして新たな楽曲を追加し、次々とアルバムの内容をアップデートしていくという手法。

      この人の頭の中には固定概念というものは一切存在しないんだと改めて思わされました。

      もはやアルバムというよりプロジェクトに近い感覚なのかもしれません。

      RihannaやThe Weeknd、Frank OceanにKendrick Lamarなど豪華すぎるゲスト陣を招いた収録楽曲に統一感はまるでなし。

      かと言って作品がバラバラな印象になっていないのは、稀代の変人Kanye Westが生み出しているカオスな空気感によるところ。

      1曲1曲の個性がとにかく強くて、彼の描いた絵画を点々と展示している個展を観ているような感覚。

      この作品を聴いていない人にこの作品をどう説明しようかと考えるんだけど、的確な答えが全然思いつかない。

      楽曲の多くは彼のエゴについて、はたまた妻や子供たちについてで、彼に興味のない人にとってはどうでもいい内容。

      彼のことを理解し、愛していないと楽しめない、まさに「I Love Kanye」な精神が必要な作品かもしれません。

      彼のこれまでのキャリアを総ざらいするようなサウンドになっていて、次回作がどんな作品になるのか、今は想像もつきません。

       

      Best Track:「Ultralight Beam」「Real Friends」「No More Parties in L.A.」

       

       

      8. Radiohead 「A Moon Shaped Pool」

       

      恐らく今年最も待ち望まれた作品であろうRadioheadの5年振りとなる新作。

      アルバムを包むのはTom Yorkeが去年経験した長年のパートナーとの別れによる喪失感と虚無感。

      それをピアノとストリングスの音色が、目眩がするほど美しく仕立てています。

      音に奥行きがあるというか、立体的というか、とにかくJonny Greenwoodのサウンドプロダクションが見事すぎます。

      見たこともなければ当然行ったこともないような、ただただ美しすぎる景色なんだけど、どこかに人の温かみも感じられる不思議な世界。

      現実味のないひたすらに心地良い夢の中をプカプカと漂ってると、どこに向かっているのか分からない不安が突然襲ってくるみたいな、Tomの心情とリンクしたようなサウンド。

      Tomの声は以前から繊細で寂しげな響きでしたが、今作はより感情的というか人間味がある感じがしましたね。

      あとはサマソニで観た彼らのライブが本当に圧巻で、ライブを観てからこの作品を聴くと、その素晴らしさがさらに分かるようになった気がします。

      やっぱり自分はRadiohead好きなんだなぁと再確認できた年でした。

       

      Best Track:「Daydreaming」「The Numbers」「True Love Waits」

       

       

      7. A Tribe Called Quest 「We Got It From Here... Thank You 4 Your Service」

       

      リユニオンとか再始動ってやっぱり全盛期ほどの輝きはないし、嬉しいんだけど切ないというか、あのまま終わってくれてればと思うことも多くてそこまで好意的ではないんだけど、ATCQにそんなものは一切通用しませんでした。

      前作から18年振りの今作は、今年亡くなったPhifeに捧げるアルバムという面と、やり残したことがないように全てを出し切るラストアルバムという2つの面があります。

      随所にPhifeへのリスペクトが込められていて、やっぱりこれがATCQの音だよなぁと、ある種の安心感を感じる作り。

      そして盟友のBusta RhymesやConsequenceらに加え、今を時めくKendrick LamarやAnderson .Paakを起用していて、往年のファンと現行のヒップホップファンのどちらも満足させる、ノスタルジーと新しさが上手く融合したサウンドを実現させてます。

      この辺は長年培ってきたQ-Tipの抜群のサウンドセンスによるところでしょうね。

      日本人としては、BIGYUKIこと平野雅之の参加は嬉しいと同時に誇らしかったですよね。

      トランプを痛烈に批判するリリックもあり、ヒップホップが社会への不満から生まれた文化なんだと改めて感じさせるような、迫力と熟練の巧さが堪能できるラップのキレはさすがの一言。

      新たなサウンドでは決してないし、どこかで聴いたことがあるようなサウンドなんだけど、それは今作がファンの頭の中で膨らみ続けてきた夢のATCQの新作をそのまま形にしたようなアルバムだからなのかもしれません。

       

      Best Track:「The Space Program」「Dis Generation」「Enough」

       

       

      6. Blood Orange 「Freetown Sound」

       

      以前から自分はDev Hynesを天才だと思ってるんですが、どうやらそれは間違いないことが今作で証明された気がします。

      Blood Orangeとして3作目となる今作は、彼を形作るルーツや様々な文化、そして世の中への怒りや嘆きの感情によって生み出された作品です。

      ヒップホップやジャズ、ファンクなどのブラックミュージックに影響を受けたレイト80sアーバンソウルな質感のサウンドは、彼の重要なインスピレーション源であるゲイカルチャーやストリートのダンスカルチャーを色濃く反映させたもの。

      様々なジャンルが組み合わさったハイブリッドなサウンドは、程よく都会的で程よく肉感的。

      この辺のバランス感覚の良さは彼の天性のもので、彼にしか作り出せない響きだなと聴く度に思います。

      多くのゲストが参加してますがそのほとんどが女性アーティストで、それは彼の女性へのリスペクト精神によるもの。

      アルバム全体がミックステープのような構成になっていて、サウンドに臨場感や生々しさが加わっているのも興味深かったです。

      この作品を聴いていると、黒人やゲイ、移民など、世間からマイノリティとして扱われる人達が、ストリートやクラブで自由に歌い踊り、愛し合う姿が浮かんでくるんですよね。

      先人達へのリスペクトの念を込めながら、社会問題や文化を取り入れ今の空気感を的確に切り取った、人間味に溢れた作品。

      この作品に関しては以前に詳しく書いたので、是非そちらの方もチェックしてみてください。

       

      Best Track:「Augustine」「Best to You」「E.V.P.」

       

       

      5. Bon Iver 「22, A Million」

       

      Bon Iverの3rdアルバム「22, A Million」はとてつもない作品でしたね。

      前作までのアコースティックなフォーク路線から、エレクトロミュージックに接近したサウンドが特徴の今作。

      Kanye WestやFrancis and the Lightsから影響を受けた前衛的なサウンドはかなり大胆な変化で、最初に通して聴いた時は正直戸惑いました。

      ノイズ混じりの攻撃的な楽曲もあれば、これまでのようなフォークサウンドと美しいアンビエントミュージックを融合させたような楽曲もあり、変化だけではなく進化も見せたサウンドに仕上げているのはさすがの一言。

      優しく温かい印象の神秘的な声の響きは、怒りや孤独などの感情や、オートチューン加工によって迫力と凄みを増していて、サウンドと相まってカオスな世界観を作り出しています。

      歌詞やアートワークも非常に難解な世界観で、Justin Vernonがこの作品にたどり着くまでの苦悩や葛藤を表現したものなんだそう。

      壮絶に美しい景色を眺めているような感覚というか、何かに圧倒されるような感覚というか。

      上手く表現はできませんが、確実に自分の中の何かを変えてしまった作品ですね。

      この作品についても以前に詳しく書いてますので、ぜひそちらも読んでみてください。

       

      Best Track:「715 - CRΣΣKS」「33 “GOD”」「29 #Strafford APTS」

       

       

      4. Solange 「A Seat At the Table」

       

      Solangeの新作がこれほどまでに素晴らしく圧倒的な評価を得ることは、自分の中ではとても自然なことで全く意外ではありませんでした。

      というのも、彼女は以前からBlood OrangeやDirty Projectors、Chairliftなどインディシーンの曲者達と繋がりを持ち、R&Bとインディの接近をいち早く実現させてきた人で、自分はずっと彼女の抜群の音楽センスに注目していました。

      その時代感覚の鋭さは姉のBeyoncéをはじめ多くのミュージシャンやファッション関係者に多大な影響を与えていて、ついにそれは今作で完全に花開きました。

      Raphael Saadiqと共に作り上げたオーセンティックなR&Bサウンドは、彼女の天性のサウンドセンスによってコーディネートされ、色彩豊かな瑞々しい響き。

      美しくさえずる小鳥のようにスウィートな彼女のボーカルは、洗練されたアンビエントな質感の音の上を自由自在に飛び回るよう。

      男性優位で女性を軽視し、黒人が差別される社会への不満をリアルに描いた歌詞も、生演奏感の強いオーガニックなサウンドと組み合わさることでシリアスになりすぎず、落ち着いたトーンでじんわりと身体の中に沁みてくるような感覚。

      サウンドもリリックもファッションもカルチャーも、この作品を作り上げる全ての要素がちょうど良いバランスで、聴いていてとにかく気持ちが良いんですよね。

      SamphaやQ-Tip、Lil Wayne、Kelelaなど豪華なゲストの人選も完璧な、インディとR&Bの接近の一つの到達点と言える作品。

       

      Best Track:「Mad」「Don't Touch My Hair」「F.U.B.U.」

       

       

      3. Chance the Rapper 「Coloring Book」

       

      今年のMVPを選ぶなら、自分は迷わずChance the Rapperを選びます。

      味のある独特のラップやキュートなキャラクター、レーベルと契約せずフリーで作品を公開するスタイルなど、全てが個性的。

      Kanye Westの新作「The Life of Pablo」にも大きく関わっていた彼ですが、今作で示しているのはまさにTLOPへの回答。

      「ゴスペルアルバム」と題していたTLOPの精神的な部分でのゴスペルではなく、音楽的な部分でのゴスペルをより発展させたアルバムだと思います。

      聖歌隊のコーラスによるゴージャスで多幸感のあるサウンドや盟友Donnie Trumpetの演奏によって、作品全体がハッピーなオーラに包まれているんですよね。

      彼には昨年子供が生まれていますが、そのこともサウンドに影響しているのかもしれませんね。

      さらにKAYTRANADAやLidoといった彼と同世代の若い才能の活躍も聴きどころの一つ。

      生音と電子音のバランスがとにかく絶妙で、未来的なんだけどノスタルジック、クールなんだけどハートウォーミング。

      同じシカゴ出身のNonameやJamila Woodsと同様とても気持ちの良いサウンドなんですが、歌詞はシリアスなものも多く、それを理解した上で聴くとまた違った味わいがありました。

      向こう何年かのヒップホップサウンドの一つの分岐点みたいな作品だと思います。

       

      Best Track:「No Problem」「Blessing」「Finish Line / Drown」

       

       

      2. Frank Ocean 「Blonde」

       

      彼の「channel ORANGE」を夢中で聴きまくった4年前の夏に続き、今年の夏のサウンドトラックはこの「Blonde」でした。

      少ない音数で多層的な響きを聴かせるサウンドクリエイターとしての才能や、独特のコード進行でシンプルに美しい旋律を作り出すメロディーメイカーとしての抜群のセンス。

      エレクトロやR&B、ロックなど、様々なジャンルから抽出して取り混ぜられたようなサウンドは、彼にしか作りえない独特の質感を持っています。

      その中でも強烈に印象を残すのは彼の声。

      ドラッグに手を出し、バイセクシャルとして生きてきた彼が味わってきた背徳感や孤独感が、その声を物悲しく、切なく響かせています。

      視覚的に訴えかけてくるサウンドや、パーソナルなリリックのドキュメンタリー感の凄まじさ、そして声の圧倒的な説得力。

      それらが作り出すこのアルバムの中の世界は、あまりにも美しく生々しい孤独な世界です。

      自分の内面をえぐる様に歌詞にして、その時の感情を声にして、自分のすべてをさらけ出して音楽として表現しているんですよね。

      今でも聴く度に鳥肌が立つ、凄まじく素晴らしい一枚です。

      この作品についても以前に詳しく書いているので、ぜひそちらもチェックしてみて頂けたらと思います。

       

      Best Track:「Ivy」「Pink + White」「Self Control」

       

       

      1. Beyoncé 「Lemonade」

       

      今年の1位は上半期に引き続きBeyoncéの「Lemonade」でした。

      1位にしか置きようがなかった。

      それくらい完璧な作品でした。

      今作はまず1時間の映像作品としての側面があり、その映像のサウンドトラック的な意味を持つアルバムと考えるのが正しいと思います。

      そこに描かれているのは夫Jay Zの浮気に気付き、激怒し、絶望し、憔悴し、しかしそれを乗り越え許すことで新たな愛の形を見つけるという衝撃的なストーリー。

      そこに黒人女性としての痛みや苦しみ、喜びや誇り、さらには人種問題まで絡め、政治的な作品としての側面まで併せ持つ作品に仕立て上げています。

      Beyoncéのボーカルもかつてないほどの凄まじい迫力と表現力。

      それを援護するJack White、The Weeknd、James Blake、Kendrick Lamarというゲストの人選も完璧。

      さらにはVampire WeekendのEzraやMelo-X、Diploなどインディシーンの精鋭達が参加した挑戦的なサウンドプロダクションも圧巻!

      もうホントお手上げ!ヤバすぎる!凄すぎる!

      間違いなく2010年代のベストに位置する作品でしょう。

       

      Best Track:「Sorry」「Freedom」「Formation」

       

       

      というわけで今年はBeyoncéを1位にしました。

      普段の年なら1位レベルのアルバムがゴロゴロしてるんですが、やっぱり「Lemonade」の作品としてのレベルの高さはあまりにも凄かったですね。

      様々なメディアとどうしても似てしまうんですが、今年に限ってはしょうがないですかね。

      それぐらい今年はどうかしてたなぁと改めて。

      来年もこの勢いで行ってほしいですね。

      最後に個人的な2016年ベストソングをいくつか挙げて終わりにしたいと思います。

      聴くきっかけや参考にしていただければ嬉しい限りです。

      最後まで読んでいただいてありがとうございました!

       

       

      Best Songs of 2016

       

      Alicia Keys 「Blended Family (What You Do For Love) feat. A$AP Rocky」

      AlunaGeorge 「Mean What I Mean feat. Leikeli47 & Dreezy」

      Angel Olsen 「Sister」

      Anderson .Paak 「Come Down」

      ANOHNI 「Drone Bomb Me」

      Ariana Grande 「Be Alright」

      Beyoncé 「Sorry」「Freedom feat. Kendrick Lamar」「Formation」

      Blood Orange 「Augustine」「E.V.P.」

      Bon Iver 「33 “GOD”」

      Cass McCombs 「Opposite House」

      Chance the Rapper 「No Problem feat. Lil Wayne & 2 Chainz」「Blessings」

      Childish Gambino 「Me and Your Mama」

      Corinne Bailey Rae 「Green Aphrodisiac」

      Danny Brown 「Ain't It Funny」

      David Bowie 「I Can't Give Everything Away」

      Dawn Richard 「LA feat. Trombone Shorty」

      Dirty Projectors 「Keep Your Name」

      Domo Genesis 「Dapper feat. Anderson .Paak」

      Drake 「Too Good feat. Rihanna」

      dvsn 「Hallucinations」

      Francis and the Lights 「Friends feat. Bon Iver」

      Frank Ocean 「Pink + White」「Self Control」

      James Blake 「Radio Silence」

      James Vincent McMorrow 「Get Low」

      Jamila Woods 「LSD feat. Chance the Rapper」

      Kanye West 「No More Parties In LA feat. Kendrick Lamar」

      KING 「The Greatest」

      M83 「Go! feat. Mai Lan」

      Maxwell 「1990x」

      Miguel 「Waves (Tame Impala Remix)」

      Mitski 「Your Best American Girl」

      Moses Sumney 「Lonely World」

      NAO 「Girlfriend」

      Nick Cave & The Bad Seeds 「I Need You」

      Noname 「Sunny Duet feat. theMIND」

      Porches 「Be Apart」

      Radiohead 「Daydreaming」

      Rihanna 「Kiss It Better」

      Sampha 「Blood On Me」

      serpentwithfeet 「blisters」

      Solange 「Don't Touch My Hair feat. Sampha」

      A Tribe Called Quest 「Dis Generation feat. Busta Rhymes」

      The Weeknd 「I Feel It Coming feat. Daft Punk」

      Whitney 「Golden Days」

      The xx 「On Hold」

      Yuna 「Crush feat. Usher」

       

      本日のBGM:John Legend 「Darkness and Light feat. Brittany Howard」

      comments(0) | trackbacks(0) | PAGE TOP↑
      スポンサーサイト
      category: - | author: スポンサードリンク
      0
        - | - | PAGE TOP↑






        この記事のトラックバックURL : http://miwazugirai.jugem.jp/trackback/775
        PR
        SELECTED ENTRIES
        CATEGORIES
        ARCHIVES
        RECENT COMMENTS
        LINKS
        PROFILE
        OTHERS
        SEARCH