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    2018年上半期 個人的ベストアルバム50 50〜26
    category: - | author: hashimotosan
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      今年も半分が終了ということでこの企画をやりたいと思います。

      個人的な上半期のベストアルバム。

      今回も50枚ほどピックアップしてみました。

      またまた結構なボリュームになってしまったので早速いきます。

      ぜひ最後まで読んで頂けたら嬉しいです。

      ではどうぞ!

       

      50. Melody's Echo Chamber 「Bon Voyage」

       

      フランス出身のSSW、Melody Prochetによるプロジェクト、Melody's Echo Chamberの2ndアルバム。

      去年大きな事故による活動休止を経て6年振りにリリースされた今作は、相変わらず一筋縄ではいかない独自の世界観が満載。

      サイケデリックでファンタジックでドリーミーで。

      終始宙に浮いてるかのような、ここではないどこかのサイケポップサウンド。

      不思議。その一言に尽きる。

       

      49. ODIE 「Analogue」

       

      トロント出身でカリフォルニアベースのシンガー、ODIEのデビューアルバム。

      R&Bをベースにヒップホップやレゲエ、エレクトロなどが入り組んだハイブリッドなサウンド。

      使い古された枕詞だし、こういう表現はあまり好きじゃないんだけど敢えて使うなら、「Frank Ocean」以降の逸材ってヤツ。

      最近の若手アーティストはジャンルなんて気にせず、自分が好きな音楽はなんだって吸収してオリジナルなものを生み出してる。

      彼もそういうタイプ。

       

      48. Caroline Says 「No Fool Like an Old Fool」

       

      オースティンベースのSSW、Caroline Salleeによるプロジェクト、Caroline Saysの2ndアルバム。

      線の細いヴォーカルもギターもドラムも、鳴っている音すべてが優しく温かみのあるノスタルジックなフォーク・ロック。

      そこに幻想的でドリーミーな質感が加わって、聴いてると何かに包み込まれているかのような感覚。

      ウトウトと眠くなってしまうほどの心地良さ。

      Yo La Tengo辺りと通じるふくよかなサウンドは春の空気に完璧にマッチしてましたね。

       

      47. The Shacks 「Haze」

       

      ニューヨークベースの2人組バンド、The Shacksのデビューアルバム。

      ゆるくて気怠くてポカポカ陽気なレトロポップサウンド。

      フレンチポップスのようなほのぼのメロウな響きにフワフワと乗っかるキュートで魅惑的なVo. Shannonのウィスパーボイスの破壊力ね!

      60年代のオールディーズな雰囲気との相性も抜群で、彼らの音楽マニアっぷりが随所に垣間見れる感じも興味深かったですね。

       

       

      46. Jorja Smith 「Lost & Found」

       

      UK出身のシンガー、Jorja Smithのデビューアルバム。

      去年のDrakeの曲に参加したことで一気に名前を広め、多くのメディアで注目すべき新人に選出されてきた彼女。

      00sっぽいラグジュアリーな響きのR&Bサウンドと、10sっぽいダウナーな響きのR&Bサウンドを掛け合わせたような質感。

      全然悪くはないんだけど、正直もっと良いものを期待してましたね。

      声もフロウも独特だし、素材自体は申し分ないんだけどアレンジが少々単調な気が。

      早くも次作に期待。

       

      45. PYNKIE 「Neoteny」

       

      ニュージャージーベースの女性SSW、Lindsey Rae Radiceによるプロジェクト、PYNKIEのデビューアルバム。

      去年FazerdazeやPhoebe Bridgersあたりにやられた人にはたまらない、ほのぼのとドリーミーなギターポップ。

      靄がかかったようなマイナスイオンをたっぷりと含んだヴォーカルもとても好み。

      こういう脱力系のギターサウンドの癒しの力ってホント凄いなと、年を重ねる度に強く思いますね。

      憂鬱な梅雨の時期の雨の日も、こういう気怠くローファイなサウンドを聴いて過ごせばまぁ悪くないかもなぁと思えちゃう。

       

      44. Club Kuru 「Giving In」

       

      ロンドンベースの5人組バンド、Club Kuruのデビューアルバム。

      Tame Impala〜Ariel Pinkなゆるーいヴァイブスが渦巻いたサイケデリックポップ。

      夏を二足くらい先取った気怠さ満点のバケーション感がとにかく気持ち良い!

      うねるようなギターの響きが作り出すグルーヴのカッコ良さね!

      音楽的にも視覚的にも色んなものが混じり合ってそれが全然調和してなくて、でもその違和感が妙に心地良いんですよね。

       

      43. MGMT 「Little Dark Age」

       

      ニューヨークはブルックリンベースの2人組ユニット、MGMTの通算4作目となる新作。

      ミッド〜レイト80sの浮かれた時代からタイムスリップしてきたかのような、ゴチャゴチャした質感のニューウェイヴ〜サイケデリックポップ。

      ドロドロとしたダークでカオスな部分と、ノスタルジックでひたすらにポップな部分が混在したような不思議な世界観。

      Ariel Pinkがそこにまた奇妙な味付けを加えてて、後引くサウンドに仕上がってるのもポイントでしたね。

      正直あまり期待してなかった分、良い意味で裏切られた作品でした。

       

      42. Leon Bridges 「Good Thing」

       

      テキサス州出身のSSW、Leon Bridgesの2作目となるアルバム。

      前作のふくよかで優しく包む込むようなブルージーさはそのままに、ジャジーでグルーヴィーなクールさが加わったレトロモダンソウル。

      60sからタイムスリップしてきたかと思うようなブルース〜ソウルサウンドのインパクトは強烈だったけど、今作では現行のR&Bと接近したような質感に。

      「古臭さ」がウリだった彼が「今っぽさ」を取り入れるのは諸刃の剣だと思ったけど、そのバランスがマジで絶妙すぎ!

      変わったもの、変わらないもの。そのどちらもが進化してる感じが本当にお見事!

       

      41. Boys「Rest in Piece」

       

      スウェーデンはストックホルムベースのNora Karlssonによるプロジェクト、Boysのデビュー作。

      春に聴きたい音楽は数々あるけど、個人的な2大巨頭はギターポップとドリームポップ。

      その2つの良い部分を兼ね備えたような佇まいで、北欧らしいゆったりとしたサウンドがとても魅力的。

      ギターもシンセもボーカルも、柔らかくて大らかで少し切なくて。

      春が短く感じるように気付いたら聴き終わってました。

       

      40. Kacey Musgraves 「Golden Hour」

       

      ナッシュヴィルベースのSSW、Kacey Musgravesの通算4作目となる新作。

      彼女のルーツであるカントリーミュージックをベースに、エレクトロやディスコなど一見ミスマッチに思えるジャンルのサウンドを、絶妙なブレンド具合によって新感覚のカントリーポップスへと仕上げています。

      とにかく曲がイイ!これに尽きますね。

      メロディーやアレンジなど、ソングライティングの部分がかなり巧みで、様々なメディアでの高評価も納得の内容でしたね。

       

      39. Moodoid 「Cité Champagne」

       

      フランス出身のPablo Padovaniを中心としたバンド、Moodoidの2ndアルバム。

      実はPabloはMelody's Echo Chamberのギターリストとしても活動していて、前作はTame ImpalaのKevin Parkerがミックスに関わるなど、インディーロック色の強いサウンドが特徴でした。

      今作は80年代の日本のポップスに大きく影響を受けた、浮遊感のあるニューウェイヴ〜フレンチポップな佇まい。

      近未来的で非現実的な世界観がなんとも不思議。

      日本的には水曜日のカンパネラが参加してるのもポイントなんでしょうね。

      まぁ相性は悪くないです(笑)

       

      38. Vacations 「Changes」

       

      オーストラリアはニューカッスルベースの4人組バンド、Vacationsのデビューアルバム。

      レイジーでドリーミーなギターポップサウンドが耳に心地良すぎて、バンド名の通り聴いてるだけで休日気分って感じ!

      去年の春〜夏にかけて、Hoops〜Beach Fossils〜Turnoverのアルバムを流れるように聴いてて、自分の中で勝手に3部作のように思ってるんだけど、このVacationsのアルバムもその流れに加わるようなサウンド。

      やっぱり春に聴くギターポップは最高!

       

      37. Vansire 「Angel Youth」

       

      ミネソタ州出身のデュオ、Vansireの2作目となる新作アルバム。

      レイドバックな質感のドリームポップサウンドに、ギターポップ・ヒップホップ・チルウェイヴの気持ち良い部分だけを絶妙なバランスでブレンドさせた極上の響き。

      メロウでとろけるような心地良さがずっと続いていく感じ!

      ゲストもPaul CherryやMellow Fellow、Fog LakeといったBandcamp系のゆるーいインディーアクト大集合みたいな感じなので、この手のサウンド好きは必聴です。

       

      36. HiNDS 「I din't run」

       

      スペインはマドリードベースの女性4人組バンド、HiNDSの2ndアルバム。

      前作にあった初期衝動のようなものはキープしながら、巧さとか味わい深さを手に入れて益々最高なお気楽ガレージロックサウンド!

      彼女達やDream Wifeが持つ独特の素人感というか、若さ主導のサウンドって頑張って出せるものではない天性のものなんだろうなと改めて思いましたね。

      新しさなんて微塵もないけど、こういう音が今も最先端で響いてるのは凄い良いことだと思う。

      タイトル通りマイペースに焦らず自分達のやりたい音を鳴らしてるって感じが素晴らしい!

       

      35. NADINE 「oh my」

       

      ミネアポリスベースの3人組ユニット、NADINEのデビュー作。

      3人それぞれが他のバンドとしても活動していて、そんな手練れ達が組んで生み出したサウンドは、ほのかにソウルが香るソフトロック〜モダンポップな響き。

      ゆったり落ち着いたエレガントな音の流れと美しいメロディーが心地良すぎて・・・。

      全体の雰囲気はノスタルジックなのに着地の仕方が不思議で斬新に聴こえるのが面白い!

       

      34. Triathalon 「Online」

       

      ニューヨークはブルックリンベースの3人組バンド、Triathalonの通算3作目となる新作。

      聴く人をリラックスさせることだけを考えて作られたような脱力系サウンド。

      Mac DeMarcoやToro y Moiと共鳴するような絶妙なインディー感を持ったソウル・ロック。

      アルバム全体に終始漂うゆるーいメロウネスなローファイ感がたまらなく気持ち良い!

      前2作よりもR&B色を強めたアーバンなテイストになってるのも個人的にはツボでした。

       

      33. Ady Suleiman 「Memories」

       

      イギリス出身のシンガー、Ady Suleimanのデビューアルバム。

      ほんのりとジャズやレゲエが香る麗らかなアコースティックソウル・ポップサウンド。

      彼実はChance the Rapperがほぼ全面的に関わってたDonnie Trumpet & The Social Experimentの「Surf」に参加してて、当時から気になる存在でして。

      「Surf」のサウンドにも通ずる多幸感溢れるソウルがホント気持ち良い!

      味のあるハスキーなボーカルもゆったりと優しい響きも、どこか春めいた感じで春に大変お世話になりました。

       

      32. Project Pablo 「Come to Canada You Will Like It」

       

      モントリオールベースのDJでプロデューサー、Project Pabloの2ndアルバム。

      再生するとそこはもう極上の癒しの空間。

      アーバンな香りとグルーヴのアロマが立ち込めたアンビエントハウス。

      スムースなR&Bや浮遊感のあるアンビエントが絡んだハウスは、ボーッと何も考えず永遠に聴けそうなくらい心地良い!

      一度浸かると中々抜け出せそうにない調度良い湯加減のサウンドメイクがお見事!

       

      31. Adrian Underhill 「C U Again」 

       

      トロントベースのSSW、Adrian Underhillの待望のデビュー作。

      ひたすら心地良いスムースでメロウなソフトロック〜AOR〜R&Bなサウンドの洗練度合いったらもう・・・。

      手掛けてるのはSolangeやBlood Orangeとの共演でもおなじみのKindness。

      何か特別なカラーがあるわけではないんだけど、彼が関わったサウンドはもれなく風通しの良い心地良さがあって、個人的にかなり信頼してる存在。

      そりゃ素晴らしいはずだよなって感じのクオリティでした。

       

      30. Henry Green 「Shift」

       

      イングランドはブリストル出身のシンガーでプロデューサー、Henry Greenの待望のデビューアルバム。

      2015年のデビューEP以来、発表する曲が一度たりとも外さない驚異の才能の持ち主で、個人的にずっと追いかけてましたね。

      エレクトロをベースにR&Bやアンビエントな響きも感じる独自のサウンド。

      そこに女性かと思うようなシルキーなヴォーカルが加わって、得も言われぬ神秘的な時間と空間を作り出してます。

      RhyeからThe xx、そしてSadeを一直線上で繋いでくれるミニマルでスムースな洗練されつくした音の世界。

       

      29. Sunset Rollercoaster 「Cassa Nova」

       

      台湾ベースのバンド、落日飛車ことSunset Rollercoasterの2作目となる新作アルバム。

      前作EPで彼らの事を知ったんだけど、その音を聴いて台湾のバンドだとは全く思わず衝撃を受けたんですよね。

      今作も前作同様、気持ち良い成分だけで出来た80sAORテイストのメロウ・グルーヴィーなアーバンポップサウンド。

      懐かしさと新しさが同居したレトロフューチャーな質感がたまらない!

      先日来日公演も行ったみたいで、参加できなかったのが悔やまれます。

       

      28. Soccer Mommy 「Clean」

       

      ナッシュビルベースのSophie AllisonによるソロプロジェクトだったSoccer Mommyがバンド体制としてリリースしたデビューアルバム。

      ハートウォームだけどどこかドライなボーカルに、ただ穏やかなだけじゃないロックの心意気を持ったフォークサウンド。

      ただただ単純にメロディーメイカーとして、ソングライターとして抜群に素晴らしいですね。

      ちょっと変わったコード進行だったり、曲の構成だったり、その辺は天性のセンスなんでしょうね。

      冬が春に変わろうとしてる季節の空気や風に完璧にマッチした生音の響き。

      心地良い音だけで出来てるって感じ!

       

      27. Loma 「Loma」

       

      Shearwaterとしても活動してるJonathan Meiburgを中心とした3人組プロジェクト、Lomaのデビュー作。

      JonathanはかつてOkkervil Riverのメンバーでもあって、牧歌的で自然なサウンドメイクはその頃から培われてきたもの。

      今作の感触としてはゆったりとした響きのアンビエントなフォーク・ソウルなんだけど、曲の展開とか構成が実験的でとても面白いんですよね。

      終始アーティスティックで情景が自然に移ろっていくような音の世界。

      幻想的なボーカルとの溶け合い方も息を呑むほど美しくて、冬の澄んだ空気に完璧にマッチしてました。

       

       

      26. Kadhja Bonet 「Childqueen」

       

      LAベースの女性SSW、Kadhja Bonetの2作目となる新作。

      60sトロピカリアや70sソウル・ファンク、ジプシーフォークなど多様なサウンドが折り重なったサイケデリックな歌謡ソウル。

      他のどんなアーティストのサウンドに近いかな?って考えたけど全然思い付かない。

      オリエンタルなムードや非現実的な響きは摩訶不思議なんだけど凄いクセになる感じ!

      多くの楽器が彼女自身の演奏だし、声も含めて自由自在に音を操ってるような印象。

      本人曰く1784年生まれだという発想も含めて、色々とただ者じゃないのは間違いないですね。

       

       

       

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