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2018年年間 個人的ベストEP30
category: - | author: hashimotosan
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    前回は2018年の個人的な年間ベストアルバムを60枚選んでみましたが、今回は個人的な年間ベストEPを選んでみたいと思います。

    3~8曲程度のミニアルバム的な感覚のEP。

    今やアルバムとの線引きがかなり曖昧ではありますが、リリースした本人たちがEPとしてるものを対象に30作品選びました。

    ここから来年以降フルアルバムに繋がっていくことも大いにあるでしょうし、EPの段階から目を付けておくことは大事だなと思いますね。

    それではまた長くなりますが最後までお付き合い頂きたいと思います。

     

     

    30. Das Body 「Das Body -EP」

     

     

     

    ノルウェーはオスロベースの4人組ユニット、Das BodyのデビューEP。

    80sシンセポップの良い意味での安っぽさや俗っぽさがアクセントになったドリームポップ。

    コケティッシュでガーリーなボーカルとのマッチングも、アンバランスなんだけど妙にクセになる感じ。

    彼らが所属してるLuminelle Recordingsというレーベル。

    ここの所属アーティストは本当にもれなく素晴らしくて、Das Bodyと同じ時期にリリースしてたFADEやMUNYAのデビュー作も好きでよく聴いてましたね。

    今回のリストでもこれから何度も登場するし、来年以降も質の高いアーティストを続々と送り出してくれそうなので注目しておいてください。

     

    29. Buzzy Lee 「Facepaint - EP」

     

     

    LAベースのシンガー、Sasha Spielbergによるソロプロジェクト、Buzzy LeeのデビューEP。

    美しさと儚さと奇抜さが入り混じったアヴァンギャルドポップス。

    なんとも不思議な響きは、Nicolas Jaarがプロデュースしてると聞いて完全に納得でしたね。

    A.A.Lを聴いた時も感じたけど、Nicolasって本当に何でも出来るなっていうか、どんなサウンドでも素晴らしいものにしてしまう魔法使いみたいな人ですよね。

    彼女自身も世界的な映画監督のスティーヴン・スピルバーグを父に持つというバックグラウンドも含めて、何か只ならぬオーラを感じます。

     

    28. Oklou 「The Rite of May - EP」

     

     

    フランス出身でロンドンベースのプロデューサーでシンガーのMarylou Maynielによるプロジェクト、Oklouの新作EP。

    終始緊張感の漂う無駄のないサウンドプロダクションが光るエレクトロソウル。

    SZAにも通じるダウンテンポなR&Bの色気と、ドライなヴォーカルの無機質な感触がとにかくクール。

    パッと聴きオートチューンのヴォーカル加工などで近未来的なサウンドに感じるんだけど、ピアノやサックスなどの生音もしっかり活かしてて、その辺のカッティングエッジなセンスも素晴らしいなと。

    Kelly Lee OwensやDawn Richardsあたりと共に、今後の先鋭的なR&B〜エレクトロサウンドを盛り上げていってくれそうな存在。

     

    27. St. Beauty 「Running to the Sun」

     

     

    アトランタベースの女性デュオ、St. BeautyのデビューEP。

    R&Bを軸にファンクやレゲエのリズムを取り混ぜたハイブリッドなモダンソウル。

    彼女達はJanelle Monáeが主催してるWondaland Records所属で、Janelleにとってのミューズのような存在なんですよね。

    アフロアメリカンルーツならではの、しなやかで美しいカラフルな佇まいのサウンドがとにかく心地良い!

    Janelle Monáeの新作アルバムは黒人として、女性としての誇りや自信がパワフルにサウンドとして表現された作品だったけど、こちらはそのアナザーサイドにあたる感じというか、ゆったりと優雅な女性の美しさと強さが伝わってくるような印象でしたね。

     

    26. Ouri 「We SHare Our Blood - EP」

     

     

    カナダはモントリオールベースのDJ、Ouriの通算3作目となる新作EP。

    様々な色が混ざり合い、鮮烈でグロテスクな印象すら感じるただ単に美しいだけじゃないテクノ〜ハウスサウンド。

    残像のように耳にこびりつく声の存在感と、中毒性の高いイントキシケイテッドなサウンドプロダクション。

    彼女のサウンドの面白さは無機質なだけじゃなく妙な生々しさがあるところなんですよね。

    去年Mind Bathとコラボした作品も素晴らしかったけど、今作も深夜に聴いてトリップするのに最適な作品でした。

     

    25. True Blue 「Edge Of - EP」

     

     

    Porchesのベーシストとしても活動してるMaya Lanerによるソロ・プロジェクト、True BlueのデビューEP。

    ほんわかとしたゆるさがたまらないマジカルな響きのベッドルームポップ。

    Porchesと同様に絶妙な手作り感の80sシンセポップ由来のサウンドが妙にクセになる。

    ライブの映像とかを観てるとPorchesの哀愁漂うポップな響きの軸になる部分は実は彼女が担ってるんだなということが分かります。

    ラヴリーでファンシーなヴォーカルも中毒性抜群で、どこか懐かしい感じがするところも好きですね。

     

    24. Negative Gemini 「Bad Baby - EP」

     

     

    NYベースのアーティスト、Negative Geminiの新作EP。

    ちょうど良いローファイ加減のサイケデリック・ドリーミーポップは聴けば聴くほどハマっていく感じ。

    100% Electronicaの代表、George Clantonによるプロダクションも彼女との相性抜群!

    George Clantonは年間ベストアルバムの方で1位に選びましたけど、一つの楽曲への音の詰め込み方とか構成の仕方とかが本当に独特で面白いんですよね。

    クセの強さもポップスとしての完成度の高さも、ネクストGrimesなポジションに最も近いのは彼女だと思います。

     

    23. Free Love 「Luxury Hits」

     

     

    スコットランドはグラスゴーベースの男女デュオ、Free LoveのデビューEP。

    彼らは以前Happy Mealsとして活動してたんですが、現在はFree Loveに改名して自身のレーベルから今作をリリースしてます。

    80sのレトロな空気が立ち込めたイタロディスコ調の摩訶不思議ダンスミュージックがなんともクセになる感じ!

    The Human Leagueっぽいニューウェイヴ〜エレクトロポップサウンドを、Ariel Pinkがサイケデリックに処理したみたいな。

    妙にハマってしまうアシッドなシンセの音色と、フランス語混じりの2人の掛け合いが不思議なバランスで面白くて好きですね。

     

    22. Launder 「Pink Cloud - EP」

     

     

    LAベースのJohn Cudlipによるソロプロジェクト、LaunderのデビューEP。

    疾走感と微睡みの絶妙なバランスが心地良いローファイな質感のギターポップ。

    サポートギターにはDIIVのZachary Cole、コーラスにはSoko、そしてプロデューサーにはDay Waveというインディーロック好きにはなんともたまらないメンバーで制作された豪華な一枚。

    苦みと甘さのブレンド具合がちょうど良いボーカルのざらついた響きも含め、秋の空気にピッタリでよく聴いてましたね。

     

    21. Hatchie 「Sugar & Spice - EP」

     

     

    オーストラリアはブリスベンベースのSSW、HatchieのデビューEP。

    AlvvaysとCarly Rae Jepsenのちょうど真ん中にあるようなドリームポップ〜ギターポップ。

    キラキラなキャンディーポップスに加えたメランコリーな味付け加減が完璧!

    彼女自身、初恋の時に感じたときめきや幸福感のようなものを音楽として表現したと語ってたけどまさにそんな感じですよね。

    爽やかなそよ風が吹き抜けてくるような心地良さ!

    ほのかに香るシューゲイズな響きがセンスあるよなぁ。

     

    20. Barrie 「Singles - EP」

     

     

    ブルックリンベースの男女5人組バンド、BarrieのデビューEP。

    80sシンセポップの浮遊感漂うドリーミーでアンビエントな響き。

    R&Bからの影響も感じさせるようなアーバンな雰囲気も洗練されてますよね。

    これまで様々なバンドやグループでの活動を経てきたメンバーが合流して出来たバンドらしく、色んな要素が混ざり合った感じも面白いです。

    既発のシングル3曲にリミックスを加えたお手軽な仕上がりなのに満足感が凄い。

    Men I TrustやYumi Zouma好きにはたまらないサウンドだと思います。

     

    19. Yuno 「Moodie - EP」

     

     

    フロリダベースのマルチアーティスト、Carlton Joseph Moodieによるソロプロジェクト、YunoのデビューEP。

    R&B〜ヒップホップからロックやスカまで、何でもありのミックスジャンルなコンテンポラリーポップス。

    フレンドリーさとエッジの効かせ方のバランス感覚の良さね!

    Tame Impalaみたいなサイケな響きとToro y Moiみたいなグルーヴ感が合わさったような。

    ほとんどすべての楽器を一人で演奏してるというんだから驚き!

     

    18. boy pablo 「Soy Pablo」

     

     

    ノルウェーベースのSSW、boy pabloの新作EP。

    ジャパニーズ・シティポップ由来のローファイな質感のDIYポップス。

    若さと野暮ったさが残る、良い意味であか抜けてない感じがたまらなく好き!

    Tyler ,the CreatorやThundercatなど多様なアーティストから影響を受けてるみたいなんだけど、個人的に感じたのは山下達郎。

    ギターフレーズの選び方とかコーラスワークとかね。

    だから凄く親しみやすいしどこか懐かしい。

    聴いてる間だけはただ楽しくて少し甘酸っぱくてダラダラしてたあの頃の夏休みが戻ってくるような。

     

    17. Yumi Zouma 「EP III」

     

     

    ニュージーランドベースのバンド、Yumi Zoumaの通算3作目となる新作EP。

    リリースを重ねる度に信頼度を高めていってる彼らだけど、今作もお得意の程良くアーバンな香りのドリーミーなシティポップといった佇まい。

    メンバーがニュージーランド、NY、パリの3都市に分かれてレコーディングして制作したデビューEP、EP IIから、ガッツリ共同で作ったアルバム2作を経て、また以前のスタイルに戻した今作。

    同じバンドなんだけどどこか響きが変わって聴こえるのが面白いよね。

    日常に寄り添いつつその景色を少しだけ華やかに、美しくしてくれるようなさり気ない響き。

    これくらいの温度のサウンドが聴いてて一番楽で心地良い気がする。

     

    16. Sudan Archives 「Sink -EP」

     

     

    LAベースのヴァイオリニストでマルチミュージシャン、Sudan Archivesの去年のデビュー作に続く2作目の新作EP。

    アフリカンルーツのパーカッシヴなリズムと、グルーヴ感のあるR&Bサウンドが融合したトライバルソウル。

    優雅なバイオリンの音色もマットなヴォーカルもオリジナリティの塊!

    彼女が音の魔術師のように様々な音を操って生まれたサウンドはエクスペリメンタルな響きなんだけど、どこかポップにも聴けてしまう不思議な魅力があるんですよね。

    彼女自身が一つのジャンルって感じの存在感!

     

    15. Ellis 「The Fuzz - EP」

     

     

    カナダはハミルトンベースのSSW、Linnea Siggelkowによるソロプロジェクト、EllisのデビューEP。

    ビビッドではないマッドな質感の色彩で描かれたスロウコア〜ドリームポップ。

    Phoebe BridgersやSnail Mailとも共鳴するモヤがかかったようなシューゲイズ風味の響きと、気怠い彼女の歌声が混ざり合ってなんとも心地良い!

    物憂げで儚いところから、徐々に感情が高ぶっていくように盛り上がっていく展開とか、サウンドメイクのセンスもとてもあるんですよね。

    秋から冬にかけての少し乾いた冷たい空気に絶妙にマッチした作品でした。

     

    14. Westerman 「Ark - EP」

     

     

    ロンドンベースのSSW、Westermanの新作EP。

    80sAOR、ジャズ、エレクトロに90sオルタナロックまで様々なジャンルを取り混ぜた新感覚モダンポップサウンド。

    Puma Blue、Nilüfer Yanyaと快進撃を続けるレーベル、Blue Flowersからのリリースということで安定の素晴らしさでした。

    音の構成や響かせ方が個性的かつ独特で凄く面白いんですよね。

    古くもなくだからといって新しくもない、時代性をあまり感じさせないサウンドメイクがかなり好み。

    The xxやSamphaと同じレーベルのBullionがプロデュースしてるのも興味深いです。

    フルアルバムは来年の予定らしいので楽しみにしていましょう。

     

    13. Omar Apollo 「Stereo - EP」

     

     

    インディアナ州出身のアーティスト、Omar ApolloのデビューEP。

    Steve LacyやYellow Daysなどと通じる、R&Bをベースにロックやジャズなど多ジャンルをミックスした良い意味でゴチャゴチャしたサウンド。

    それをすべて咀嚼したうえで生み出すポップスとしての完成度の高さね!

    今年も多くのNew Wave of DIYなアーティストが登場しましたけど、彼もその中で突出した存在の一人ですよね。

    ギタープレイヤーとしての腕もセンスも抜群で、同じ路線のTom Mischのようにフルアルバムをリリースする頃にはさらに大きな注目を集めてるんじゃないですかね。

     

    12. Hana Vu 「How Many Times Have You Driven By EP」

     

     

    LAベースのSSW、Hana VuのデビューEP。

    甘酸っぱくみずみずしいインディーロック・ポップサウンドと、いなたさの残るドライでクールなヴォーカルの絶妙なアンバランス感が最高!

    17歳という若さでこの音の引き出しの多さとポテンシャルの高さね!

    同年代であるWillow Smithとも共演してたり、子供の頃から様々な音楽を簡単に手に入れられるこの世代らしいジャンルレス・ボーダレスな感覚が新鮮ですよね。

    ちなみにこの作品も最初に紹介したLuminelle Recordingsからのリリース!

    さすがの安定感!

     

    11. NEIL FRANCES 「Took a While - EP」

     

     

    LAベースのデュオ、NEIL FRANCESのデビューEP。

    エレクトロ、ロック、R&Bのブレンド具合とか、グルーヴ感が強すぎずでもメロウ過ぎないサウンドコントロールとか、全てが丁度良いバランスの極上のポップサウンド!

    彼らの事は結構前から注目してて、定期的に切られるシングルがどれも完成度高くてまとまった作品をずっと楽しみにしてたんですよね。

    度の曲もビート感が強くて、彼らのサウンドの肝はベースの音なんだろうなっていうのがよく分かります。

    マジでずっと聴いてられる作品ですね。

     

    10. Ravyn Lenae 「Crush - EP」

     

     

    シカゴベースのシンガー、Ravyn Lenaeの新作EP。

    生音の臨場感を活かしたロックテイストのモダンソウルサウンド。

    The InternetのSteve Lacyが全面プロデュースな上にボーカリストとしてもサポートという至れり尽くせりっぷり!

    この時点で最高なのは確定だけど、彼女の自由自在に高低を行き交う歌声も素晴らしいの一言。 

    やっぱりSteve Lacyの作るサウンドって本当に独特だし、この若さでそれを確立できてるのってマジで凄い事だと思う。

    The Internetの新作を聴いたうえでこの作品を聴き直すと、また違った味わいで良かったですね。

     

    9. Helena Deland 「From the Series of Songs Altogether Unaccompanied Vol. I-検

     

     

    カナダはモントリオールベースのSSW、Helana Delandの新作EP。

    今年彼女は4作のEPを立て続けにリリースしたので今回はその4作品をまとめてこの順位にしてみました。

    エレガントな音の流れとサイケデリックな響きが絶妙に共鳴したオルタナティヴポップス。

    落ち着いた地味な作風ながらも、インディーロックからの影響を強く感じる構成や音使いがとても面白いです。

    以前Men I Trustと共演してた頃から注目してたけど、やっぱり出てきたなって感じです。

    何度も登場してるLuminelle Recordingsの第1弾アーティストとして再デビューのような形で今年返り咲いた彼女。

    来年以降もこのペースで良作を生み出していって欲しいですね。

     

    8. Bella Boo 「Fire - EP」

     

     

    スウェーデンはストックホルムベースのアーティスト、Bella Booの新作EP。

    ヒプノティックなグルーヴが渦巻くチルアウト・ハウスミュージック。

    トライバルなダンスチューンからジャジーなテイストのアーバンハウスまで、そのサウンドの幅はかなりワイド!

    派手さのない淡々とした響きがとにかく心地良くてドハマりしましたね。

    今年部屋の中で流れてた回数はもしかしたら1番多かったかも。

    くつろげるダンスミュージックとしてこれからも長い間お世話になりそう。

     

    7. Smerz 「Have fun - EP」

     

     

    ノルウェーベースのデュオ、Smerzの新作EP。

    R&Bのスムースさと色気を携えたヒプノティックでドープなエレクトロ〜テクノサウンド。

    ミニマルな音構成の中で良い意味で違和感的に鳴り響くドラムマシーンの暴力的なカッコ良さ!

    間違いなくダンスミュージックではあるんだけど、敢えて人を躍らそうという意識を外した新感覚のサウンド。

    恐ろしいレベルの中毒性!

    先ほど挙げたBella Booと共に、北欧のエレクトロシーンの充実っぷりを改めて感じさせられましたね。

     

    6. boygenius 「boygenius - EP」

     

     

    Julien Baker、Phoebe Bridgers、Lucy Dacusの3人によるスペシャルユニット、boygeniusのデビューEP。

    現在素晴らしく充実している女性SSWシーンの中でも、とりわけ才能のある3人が組んで1つの作品を作り出すという時点で、この作品のクオリティはある程度保証されていたようなもんだけど、ともすればお互いの個性を消し合ってしまうかもしれないリスクもある中で、本当に素直に素晴らしい作品が出来たなという印象ですね。

    シンプルにメロディーや歌声が素晴らしいし美しい。それに尽きますね。

    それぞれが持ってる歌声の個性が曲によって少しずつバランスを変えながら顔を出す感じが良いですよね。

    またぜひ第2弾やって欲しいですね。

     

    5. Amber Mark 「Conexão」

     

     

    ニューヨークベースのシンガー、Amber Markの去年のデビュー作に続く新作EP。

    チルアウトなグルーヴにほんのりトロピカルな風味のリゾートR&Bサウンドが極上すぎてもう・・・。

    Sadeのカバーをチョイスするあたり、完璧に自分の魅力を分かってるよね。

    僅か4曲なのにこの満足感!

    今年の夏何回聴いたか覚えてないくらい聴いたけど、その後リリースしたDRAMとの「Put You On」やDirty Projectorsのアルバムへの参加など、今後の新たな展開が楽しみな活動も増えてきていて益々注目しなきゃいけない存在になってますね。

     

    4. Puma Blue 「Blood Loss - EP」

     

     

    個人的に今一番ヤバいと思ってるアーティストの一人、Puma Blueの新作EP。

    サウスロンドンの地下にあるジャズバーから漏れ聴こえてきたようなインダストリアルソウル。

    レコードに針を落とした時のざらつきにも似た、圧倒的に生々しいサウンドテクスチャー。

    やっぱり一番近いのKing Kruleなんだろうけど、Puma BlueよりソウルフルでKing Kruleはよりポストロック的な組み立て方という印象。

    再生した瞬間に闇が訪れて夜の空気へと変えてしまうような、妖しげでエロティックなサウンドがたまらなく好き。

     

    3. Sunni Colón Satin Psicodelic」

     

     

    LAベースのアーティスト、Sunni Colónの新作EP。

    艶めかしいベースに色っぽく響くギター、そこにウィスパー気味なヴォーカルがエロティックに絡んで。

    洗練の限りを尽くしたR&B〜エレクトロサウンド。

    特に「Baby I Don't Mind」は自分にとって何もかもが理想的な完璧な一曲で、今年一番聴いた曲の一つ。

    D'AngeloやMaxwell由来の90sR&Bな響きに、Blood OrangeやThe Internetあたりの10sモダンソウルの質感を加えたような。

    グルーヴとメロウが折り重なった夏の終わりのハーモニー。

     

    2. MorMor 「Heaven's Only Wishful - EP」

     

     

    様々なメディアで今年最もヤバい新人として挙げられてるトロントベースのSSW、MorMorのデビューEP。

    この世代らしくR&Bやロック、ヒップホップなど幼い頃から聴いてきた多様なジャンルのサウンドが、無意識的にミックスされたような新感覚インディーポップ。

    パッと聴きドリーミーな印象なんだけど、ソウルフルな歌声によって凄い生々しく響いてくるのが彼のサウンドの面白いところ。

    まさに才能の塊!

    この先彼がシーンの中心になる日もそう遠くない未来だなと思わされる作品でしたね。

     

    1. Channel Tres 「Channel Tres - EP」

     

     

    コンプトン出身のトラックメイカー、Channel TresのデビューEP。

    Yaeji、Aaron Childsと次々とヤバいアーティストを送り出してるレーベル、GØDMØDEが一番最近サインしたのが彼。

    今年出会った新人の中でもトップレベルでヤバさを感じた存在ですね。

    デトロイトハウスをベースに、ヒップホップやファンクのドープなエッセンスを加えた未体験のダンスミュージック。

    聴き出すと勝手に体が揺れ出して何度もリピートしてしまう驚異の中毒性!

    RhyeやDMA'Sなど、様々なアーティストの曲のリミックスも手掛けていて、今後さらに彼の名前を目にする機会が増える気がしますね。

     

     

    というわけで30作品選んでみましたがいかがでしたでしょうか?

    アルバムの前段階的な意味合いもあることが多いので、どうしてもアルバムデビュー前の新人が多いセレクトになるんですが、今年も新たな才能が続々と出てきましたね。

    まだチェックしていない作品があったらぜひ聴いてみてもらえたらなと思います。

    最後までお付き合い頂いてありがとうございました!

     

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